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2008年4月13日 (日)

カプラ(ヤギ)チーズ生産農家訪問

おはようございます!
         
時差7時間遅れのイタリアより、今日は一緒にカプラ(ヤギ)チーズ生産農家を訪問しましょう!
           
日本でも最近、少しずつですが、ヤギを飼ってチーズを作る生産者が増えつつありますね。
イタリアでは、カプラ(ヤギ)チーズはとてもポピュラーなチーズの一つです。
       
そして、ここピエモンテにはRobiola di Roccaverano(ロビオラ ディ ロッカベラーノ)をはじめヤギのミルクを使ったチーズが各種あります。

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今日訪問する場所は、Braから車で1時間ほど、このあたりの食の宝庫でもある、Langheと呼ばれる地方にある、ヤギチーズ生産農家です。
            
Langhe地方は、標高数百メートルの小高い丘、山が連続した地方で、珍味の白トリュフが取れることで、世界的に有名です。


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車で、どんどん奥地に入って行って、最後の集落を越えて、『道間違えたかな~?』なんて思いながら、さらに奥に入ること数キロ。
そこに、目指すヤギ農家がありました。                  

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ここのヤギ農家では、ヤギを200頭ほど飼っています。
白いザーネン種と、茶色いアルピン種がいました。
日本では、ほとんどがザーネン種ですが、イタリアやフランスでは、アルピン種も多数います。

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右からご主人、奥様、ここでヤギの世話をしている牧童さんです。
ご主人が、ヤギの世話、奥様がチーズ作りを担当しています。
ご主人は、元は都会で仕事をされていたそうです。

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放牧地は、牧場から谷を越えた反対側にあります。
遠くに、ヤギたちが放牧されているのが、ご覧になれるでしょうか?
            
ちょうどトラックに乗って、ここで取れた、とれたてのほし草が運ばれてきました。
真っ青で、太陽の香りがほんのりする、まるでほしたてのふとんのようです。
         
ご主人の話では、『ここは山の一番奥だから、汚染はないし、食べさせているものもみんな農薬や化学肥料なんて使っていないんで、ほんとは、ビオロジック(有機)が取れるんだけどね~。コストがかかるから、今はまだとってないんだよ。』とのことでした。

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今朝しぼりたての、ヤギのミルクです。
このミルクを使って、チーズを作ります!

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作りたて! まだ型に入った状態の、チーズです!
これから、上下をひっくり返して、水分を落としたり、塩を振ったりしながら、製品に仕上げていきます。

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手前が、型から出したばかりのヤギのチーズです!
         
いつも見慣れているチーズより、なんとなく白く思いませんか?
ヤギのチーズは、牛のチーズより、白いんです。
                    
温度・湿度を保ちながら、熟成を進めていくと、奥のように少しずつ、水分が抜け熟成が進んでゆきます。
         

フレッシュなできたて、少し熟成が進んだもの、さらに熟成が進んですこし硬くなり始めたものと、こちらでは、その時々の食べ方や好みで、買われる方も選んで買っています。
          
訪問した時は、ちょうど出産シーズンで、この日にも子ヤギが生まれていました。
写真は、生まれてから数日経った子ヤギたちです。

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ここのヤギ農家では、アグリツーリズモ(農家民宿)を数年前に始めたそうです。
             
こんなキッチン付きの部屋もあり、シーズンには家族連れで1週間、2週間と長期滞在をされる方が多いとのことです。
窓からは、遠くの景色がとてもきれいでした!
                           
カンスでやってきた人たちも、公害と無縁のこの山の中で、近くの山で採れる良質な食材と、お隣のリグーリア州の地中海からやってくる新鮮な魚介類をたくさん使って、おいしいものを食べてたら、きっと1週間、2週間どころか、ずっと滞在したくなるのではないでしょうか!
          
こんな素晴らしい環境で作られたおいしいヤギのチーズが、毎週ジョリートチーズ工房に届けられ、お店に並びます。



                  

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コメント

すごーいhappy01ヤギからチーズが作られることも
ヤギが山の中に住んでいることも、こんな素敵な景色が
イタリアにあることも、すべてすべて初めて知りました。

shineなんて素敵なんでしょうshine

これらのチーズはイタリアに行かないと食べれないのでしょうか?味はクセとかあるのでしょうか??

投稿: kaoru | 2008年4月15日 (火) 15時36分

>kaoruさん

日本ではヤギさんは、道端や雑草地でつながれて草をはむものかと思っていましたが、ヨーロッパでは、山の中で自由に放して、山の中でのびのびと、草をはんでいます。

ヤギのミルクはずっと前に日本で飲んだことがあったのですが、何となく癖が強いイメージがあり、ちょっと敬遠していました。

こちらに来て、ヤギのチーズを食べて、とても美味しいことを知りました。

そして、どうせならどんなところで作っているか見てみようと思い、訪問しました。

ここのヤギのチーズは、癖はないと思います。
ヤギチーズの香りはしますが、癖といえるほどではないです。

また、ヤギのチーズは、フランスやイタリアなどからも日本に輸出されていますが、作り手によって、味はバラバラですので、できれば一度試食してから、買われると本当はよいのですが。

投稿: フロマッジ | 2008年4月15日 (火) 19時18分

素晴らしい景色とすてきなご夫婦と牧童さん
が画面を通じてよく伝わってきました。
ヤギかわいいですね。アルプスの少女ハイジの
子ヤギの「ゆきちゃん」を思い出しました(笑)
アグリツーリズモ(農家民宿)で是非訪れてみたいと思いました。

投稿: aleaya | 2008年4月16日 (水) 03時49分

>aleayaさん

おはようございます。

コメントありがとうございます。

これから、夏に向かって、アルプス近くにいるヤギたちは、今でもハイジの世界のように、アルプスの山に上がっていって、放牧されます。

それは、素晴らしい景色の世界です。

今夏、ぜひ訪れようと思っていますので、その時は、また皆さんにご報告します。

イタリアのアグリツーリズモは、とてもよい施設です。

ぜひ、お泊まり下さい。

わからないことがあれば、ご連絡いただければ、ご協力しますので。

投稿: フロマッジ | 2008年4月16日 (水) 08時31分

東京近郊に展開している「サルヴァトーレクォモ」ってご存知でしょうか?レストラン・カフェ・宅配ピザと急成長中の会社です。

宅配ピザでも生地がモチモチして非常に美味しいのです。でも他の宅配チェーンより若干高いお値段なのですが美味しさに免じてというところでしょうか?

急に食べたくなり電話をしたところ、モッツァレラチーズが入荷していなくて代替品のチーズになるので代金から100円引きですとのことでした。こんなところにまで影響があるのですね・・・。そんなことにもかかわらず平日の夜8時過ぎだというのに60分待ちとのことでした。なんと昨年のクリスマスイブには180分待ちという驚異的な数字を叩き出してくれました。イタリア人にこんなことを話しても信じてくれないでしょうね。

手を伸ばせばいつでも美味しいチーズにありつけるフロマッジさんが羨ましいです。

投稿: marien | 2008年4月16日 (水) 13時05分

>marienさん

サルヴァトーレクォモ 知りませんでした。
今度、東京に行った時にぜひ行ってみたいと思います。

モッツァレーラですが、昨日見たらブッファロがお店に入っていたのですよー!

日本でも15日から輸入解禁になった時きました。

また、これでおいしいピザが日本でも食べれますね!!

こちらでも、今日はモツァレーラ食べます。。

投稿: フロマッジ | 2008年4月17日 (木) 09時55分

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